新規Ce:GAGGシンチレータ結晶材料の実用化 
 われわれと、金属ガラス総合研究センター結晶作製ステーション。古河機械金属社が共同で開発した。 Ce:GAGG シンチレータ (図1) が、同社製の放射線測定器「ガンマスポッター」(図2) に搭載され、実用化されました。
   http://www.furukawakk.co.jp/business/others/gammaspotter.html
 われわれのグループではマイクロ引下げ法という独自の結晶製法のおかげで従来の数十倍の速さでの結晶開発が可能で、開発したシンチレータの性能評価までを一括して、かつ迅速に進めています。今までの研究から、最適化されたCe:GAGG シンチレータは既存のシンチレータに比べて高発光量、高速、高検出効率であるため、同社の測定器は他の市販品が計測に一分程度の時間を要するのに対して、リアルタイムでの放射線量計測が可能な高特性機種となっております。Ce:GAGG シンチレータは上記用途以外に、医療用、セキュリティ用、資源探査用等への利用が期待されております。
 

 新規Ce:GAGGシンチレータ結晶材料の特性
 
 
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