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セラミック
セラミックとは、多結晶体のことであり、発光体としても、LED照明など、多くの分野への応用を目指した研究がなされてきました。 これまでは、粉の状態やそれらを固めた状態のもので、不透明なものがメインでしたが、シンチレータの場合には、特にガンマ線などのある程度の厚みが必要になってくると、 不透明体では発光が吸収されてしまうため、実用化が難しい状況でした。
そのような中、近年、透明なセラミックを合成する技術、ノウハウが向上し、ガンマ線などのシンチレータへの応用も期待されるようになりました。 とくにセラミックスの特徴は、高い融点の材料で、単結晶合成が難しい材料でも、合成ができる可能性がある点、単結晶育成よりも偏析が小さいという利点があります。 吉川研究室では、放電プラズマ焼結法と呼ばれる1日に2サンプル以上の合成が可能な方法や、その他の方法を用いて、迅速な材料探索を実施しています。
Web Page 管理者 KUROSAWA, Shunsuke (kurosawaアットマークimr.tohoku.ac.jp)