Go to top |
大目標・研究指針
研究室の大目標
当研究室は以下の3点を大目標として研究開発を行っています。
- 外部エネルギーと結晶との相互作用を理解し、それに基づいて新規結晶を創り、機能性を追求する
- 「世界初の」、「世界最高の」、「世界標準となる」、結晶および結晶作製技術を創出し、文明の発展と人類の幸福に貢献する
- 学術界・産業界を問わず、世界で活躍する人材を育てる
研究室の方針
当研究室では上記大目標を念頭に以下の方針で研究開発と人材育成を行っています。
- 人材育成
- 成果の社会還元
研究のみならず、事業も催事も、それを成功させるのに最も重要な要素は「ヒト(人材)」です。
当研究室では、日々の研究生活における成功体験や失敗の経験を通じて、物事に取り組むときの姿勢や前向きに挑戦する心も共有しつつ、 教育することで、卒業して社会に出たときに活躍できる人材を育てることも重要なテーマと考えております。
また、海外から教授や博士研究員が常に複数滞在しており、日常的に英語に接する機会が多く、自然と英語力も身に付きます。 この様な国際的な環境に加え、企業からの出向研究員が複数名在籍する環境により、学生時代から多様な人達と接することで良い刺激を受け、 斬新なアイディアや多岐に渡るニーズへの対応力が磨かれます。その結果、世界に通用する研究成果と生涯役立つ「やり遂げる力」を得ることが出来ます。
当研究室では、世界に先駆けて優れた研究成果を輩出し、分野をリードする役割を担うことを目指しています。 研究成果は積極的に学会発表や論文化を行います。大きな社会還元が期待される成果に関しては知財化・実用化にも主体的に関わっています。
研究室発ベンチャー企業が複数生まれていることも当研究室の特徴です。
研究設備・研究環境
当研究室は金属材料研究所と未来科学技術共同研究センター(NICHe)に実験室を構えています。 最新の技術を盛り込んで設計された合成装置は材料探索用から量産技術として活用できるものまで揃っています。 加えて、精度の高い評価装置も多数具備しており、世界的に見ても最高レベルの充実した研究環境が整っています。
アイディアを実証するのに必須なのに世の中に存在しない装置が必要な場合は「自分達で開発する」というのが当研究室の基本姿勢であり、 その経験は独立した時に生き抜く力を与えてくれます。
国内外のトップの研究者との共同研究や人材交流も盛んです。 仏・CBリヨン第一大学、チェコ・物理研、ロシア・物理研、欧州・欧州原子核研究機構、米国・テネシー大学、NASA、ハーバード大学、 オランダ・デルフト工科大学、ポーランド・サルタン核科学研究所、ヴロツワフ大学、タイ・KMUTT等多数の研究機関との共同研究や人材交流が進行中です。
また、分野を代表する国際学会のChairや国際諮問委員、日本学術振興会の産学官協力委員会の運営等も複数担当しています。
企業からの出向研究員の方々も複数在籍し、産業界における最先端の情報に接する機会も多くあります。
この様な活動を通じて、新規結晶材料開発の分野において、当研究室は世界トップの研究室の一つとして認知されつつあります。